スタッフ   藤井 郁雄, I. Fujii

1986年:九州大学院薬学研究科博士課程修了。薬学博士。

1986年:九州大学薬学部助手。

1988年ロックフェラー大学(米国)博士研究員。

1989年〜1991年:スクリプス研究所 (米国) にて、博士研究員として触媒抗体の開発に従事。

1991年〜2003年:タンパク工学研究所および生物分子工学研究所にて抗体工学に従事。

2003年4月より現職。

1996年度日本薬学会奨励賞受賞:「免疫システムを利用した機能性タンパク質(触媒抗体)の創製」

出前講義(一般・高校生向け)

1)生体防御の最終兵器“抗体”のはなし

免疫システムは、外から侵入してくる細菌やウイルスに応答して、抗体タンパク質を創り生体防御しています。侵入してくる多種多様な抗原に対応する抗体産生の仕掛けやガンの特効薬である抗体医薬ついて解説します。

2)テーラーメイド人工酵素の開発

環境汚染や地球温暖化大きな問題になっている昨今,生物を利用した物質変換に大きな期待がかけられています。その解決策の1つとして自然界の酵素にはない触媒作用をもつ新しい人工酵素の開発が求められています。