生物科学科オープンラボ

 

2007年大阪府立大学白鷺祭の一環として理学部生物科学科では11月3日にオープンラボを

開催します。各研究室が一般の方々を対象に、どのような研究をしているのかを分かりやすく

ご紹介いたします。

 

日    程

       2007年 11月3日(祝・土)

時    間

       10:00〜16:00

場    所

大阪府立大学中百舌鳥キャンパス各研究室

*キャンパスマップはこちらを参照ください。

  

 

 

 

 

 

 

 

生物多様性分野/数理生態学研究室 研究室HP  

難波 利幸・江副日出夫

開催場所:A23階植物学生実験室                              (液晶プロジェクタによるプレゼンテーション)

“生きものを計算する-数理生態学のすすめ-

生物の数の変化を予測するためには、数式やコンピュータを用いた理論的研究が欠かせません。そんな研究をしている「数理生態学」という分野を簡単に紹介します。

 

 

 

 

 

構造生物学研究室  研究室HP  

多田 俊治・木下 誉富

開催場所:C101117号室(先端科学研究センター)

(X線結晶構造解析システムの見学およびコンピュータグラフィックスによるタンパク質の立体構造の表示や薬物との相互作用解析の体験)

“酵素を考える・薬を考える”              

X線結晶構造解析技術を用いた酵素機能の探索および新しい薬物分子の設計法について紹介します。

 

細胞/組織工学研究室  研究室HP 

原正之・古田雅一・居原秀・森英樹

開催場所:C106618号室(先端科学研究センター)           

(ポスター展示)

“細胞と生体高分子”

私共の研究室では、神経系の発生や骨の分化に関わる幹細胞、神経伝達物質の放出制御機構、などの細胞生物学的な研究と、これを工学的に制御・利用するための、生体材料(Biomaterial)や酸化ストレス影響の研究を併せて行っています。

 

生体光制御研究室  研究室HP  

徳富 哲・吉原静恵

開催場所:C106612号室(先端科学研究センター)

(遺伝子発現系を用いた試料調製の説明と実験室見学。紫外可視および蛍光分光光度計を用いた光センサータンパク質測定のデモンストレーション)

“植物の眼の仕組みを探る”

動物の視覚とは異なりますが、植物にも外界の環境をみる仕組みが有ります。その光環境センサータンパク質研究の一部を紹介します。

 

生命化学研究室  研究室HP   

藤井 郁雄・上田 英二・円谷 健

開催場所:C106603号室(先端科学研究センター)

(施設見学、解説)

“生命を化学する”

生命現象は簡単な化学反応の集積です。生命の神秘をどこまで化学の言葉で語れるでしょうか。生体防御のしくみや酵素のことを分子のレベルで紹介します。

 

 

 

 

 

遺伝子医学研究室  研究室HP  

森展子

開催場所:C106607号室(先端科学研究センター)        

(パネル展示と実験室見学)

“病気と遺伝子”

疾患モデル動物を用いたがん、遺伝性水頭症に関与する遺伝子の解析が研究室の主要テーマです。パネルで示しながら説明します。

 

 

 

 

 

生体分子論研究室  研究室HP  

岡 勝仁

開催場所:C108811,812号室(先端科学研究センター)        

(生体分子作りの見学、研究方法のパネル展示)

“分子の視点で生命の謎を探る”

生命は不思議。未だ謎の世界です。でも、分子の視点から見つめると、謎解きへの道筋が見えてきます。そんな科学の道理と研究の紹介をします。

 

 

 

 

 

遺伝子環境科学研究室 研究室HP 

八木  孝司 ・川西  優喜

開催場所:C142218室                                    (測定実演、実験機器展示、研究のポスター発表)

“自然放射線、環境微量汚染と生物”

微量な環境汚染化学物質や自然放射線による生物影響の研究を紹介。霧箱を使い自然放射線の飛跡を観察したり、身の回りの様々なものが出す放射線を測定器で測る。

 

放射線生命科学研究室  研究室HP

児玉 靖司・白石 一乗

開催場所:C143315号室                 

(パネルによる原理の簡単な説明とともに、訪問者には実際に顕微鏡を用いて、ヒト染色体に生じた異常の例やマウスの眼に生じた突然変異細胞を観察してもらう)

“遺伝子の異常が眼でみえます!”

放射線被ばくによる染色体異常、および遺伝子突然変異の検出法の実際をみせる。